緑の国 バングラデシュ

 バングラデシュの首都ダッカから北東に300km離れたSYLHET (シレット)ガス田の掘削に来ています。現場はダッカから飛行機に乗ってシレット空港に降りて、そこから車で20分ほど離れたGoropanj(ゴロパンジ)という町にあります。

 今回は、ここシレット、ゴロパンジについて簡単に紹介したいと思います。

バングラディシュに来て思った事はとにかく緑が多いことです。また、地形が平坦な平野が延々と続きます。巨大な三角州にそのまま国を創ったという感じです。また、土壌は大変豊かで、どこに行っても緑、緑、また緑です。目に冴える様な緑を見ると心が洗われます。


     

 また、写真でもわかるように至る所牛だらけで、牛は特にえさを与えるわけではなく、その辺を自由に歩きまわっています。道路の真ん中に牛が居るのは普通で、街の中にも当たり前のように牛がいます。牛優先、人や車はその次です。まさに「お牛様です」。
 また、緑が多いせいか、虫の数は半端ではありません、宿舎の中でゴキブリを見ましたが日本のゴキブリの5倍位のゴキブリで「これは何だ!」と驚きました。また、その虫を食べるトカゲの数も半端ではありません。家の中にヤモリが居るのはごく当たり前で、家の守り神様だと思っています。家の中にイモリが居るのは有難いことです。

 バングラは現在雨季で、フルーツのシーズンです。日本のご家庭でも柿の木を植えたりしているところがありますが、こちらはジャックフルーツ、バナナ、マンゴー、パパイヤなどを植えています。

人々の収入は大変低く、労働者の一日あたりの給料は2ドルにしかなりません、町には裸足の人たちも多く、何処に行っても物乞いの人たちが居ます。

 最後に、ハウスボーイのシャム君を紹介します。彼は15歳で昨年父親を病気で亡くし、母親と3人の妹の面倒を見るため、学校に行かず働いています。彼の月給は3,000Taka、日本円で5,400円です。自分の子供より小さい子が家族のために働いているのを見ると、ついつい情が移るのは当然のことで、毎月僅かながらのお小遣いと衣類などをあげてます。

 シャムの笑顔はとっても純粋で綺麗です。

 

ここでは外人は珍しく、よく「どこから来た?」と聞かれます。「日本から」とういと、ほとんどの人が「Japan Good!」と言ってくれます。Goodはベンガル語で「バーロー」と言います。「ジャパン、バーロー!」と言われると少し変な感じがします。

 バングラの人は日本人に対して大変良い感情を持っています。やはりこれも日本政府の長年にわたる援助が実を結んだせいだと思います。

 
緑豊かな街シレット、決して豊かな所とは言えませんがここにもアジアがあります。
7月初旬位までここに滞在する予定です。



 5月吉日
 
 バングラデシュ国、シレットにて

 阿部 剛

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